三井住友あいおい生命保険株式会社のがん保険が新しくなりました。
他社にはない独特ながん保険となっていますので紹介します。
一般的ながん保険と違い非常にシンプルな加入ができるようになっています。
なお、このがん保険は「ガン診断給付型」と「ガン入院給付型」の２パターンの加入方法があるのですが、シンプルなプランにできる「ガン診断給付型」で説明をします。
商品の概要
プランの名称の通り、「ガン診断給付金」の保障が必須で、特約をいくつか付帯することになります。
抗がん剤特約などいろいろあるのですが、ガン先進医療特約と保険料払込免除特約の２つで十分カバーできると思います。
ガン診断給付金
ガンと診断された場合に保険金を受け取ることができる保障で最大８００万円まで設定ができます。
１年に１回を限度に何度でももらえますが、２回目以降は条件があります。
まず、１回目の診断給付金はがんと診断されたときに振り込まれます。
つまり治療も何もせずともガンと診断されるだけで８００万円もらえます。
２回目以降は入院していることが条件です。
再発や転移、治療の継続などで前回の受取から１年以上経過後に入院していれば８００万円もらうことができます。
お勧めする理由はあれこれ特約を付けなくても８００万円ももらえたら基本的に治療費は賄えるところにあります。
しかも基本的な治療であれば高額療養費制度も使えるのでほとんどお金が浮きます。
ガン先進医療特約
ガンで先進医療による治療を受けたときににかかった費用を最大２０００万円まで受け取れることができます。
健康保険の１～３割負担は？
と思われるかもしれませんが、先進医療は健康保険の対象外となっており、治療にかかった費用は全額自己負担となってしまいます。
では高額療養費は？
と思われるかもしれませんが、健康保険対象外の治療は高額療養費制度を受けることができません。
診断給付金の８００万円で十分だと思われる方は付帯しなくてもいいですが、全額自己負担となると予想以上の出費になることも少なくありません。
実際に知人が膝の治療に先進医療を受けた際は１５０万円必要だったのですが、先進医療特約で全額保障してもらっていました。
この会社の先進医療特約は他社と違い、病院までの交通費や宿泊費まで受け取ることができます。
他社は治療費のみが一般的ですので他社より充実した保障となっています。
保険料払込免除特約
がんと診断された場合、それ以降の保険料の支払いが不要となります。
もちろん保障はそのままなので保険料の負担なく保険金を受け取ることができます。
注意点
保障が大きいということはその分保険料も高くなります。
私（３０歳男性）の場合、上記のプランで毎月の保険料は１２０００円近くになります。
もちろんガン診断給付金が８００万も不要だと思われる方は５０万円まで引き下げられるので保険料の調整も可能です。
ただし、診断給付金が２００万円までであれば設定できる保険会社が多いため、あまり引き下げるとこの会社のがん保険のメリットは失われてしまいます。
こんな人におすすめ
保険の中身をあれこれ考えるのがめんどくさいと思う人におすすめです。
とりあえずガンになれば８００万。
２回目以降はガンの治療のために入院していれば８００万。
何日入院したらとか手術受けたらとか考える必要がありません。
お手軽に加入したい人はぜひご検討ください。
さいごに
今回は三井住友あいおい生命保険株式会社のがん保険についてでした。
他社にない独自性の強い商品でシンプルに加入できるのが強みです。
保険の見直しを考えている方はこの保険会社の見積もりを取ってみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
保険については以下のページもご利用いただくことが可能です。
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