親知らずの抜歯手術と医療保険について知ろう!手続きのポイントも解説

生命保険

民間の医療保険や共済には手術給付金の保障が含まれていることが一般的です。

手術給付金を受け取ることで思いがけない出費が発生しても、その出費を軽減することが可能です。

しかし、親知らずの抜歯手術は手術給付金の対象になるでしょうか。

今回は親知らずの抜歯と医療保険について解説します。

手術給付金とは?

手術給付金は手術を受けることで定額、もしくは手術の種類に応じて給付金額が変動する保障です。

一般的には入院給付金の何倍かで設定されていることが多いです。

また、受けた治療が手術に該当するかどうかは「診療明細書」を見ることで確認できます。

そこで手術の記載があれば基本的に手術給付金を受け取ることができます。

では親知らずの抜歯手術は対象になる?

実は親知らずの抜歯手術は手術給付金の保障の対象外となっています。

つまり親知らずの抜歯手術を受け、診療明細書にその旨の記載があっても手術給付金を受け取ることはできません。

ですが、例外的に医療保険から保険金を受け取ることができる場合があります。

入院が発生した場合

親知らずの抜歯手術に伴い、入院が必要となった場合は医療保険の「入院給付金」が保障の対象となります。

この入院給付金は、入院日数に応じて日額で支払われるものです。

最近では短期入院が増えてきたこともあり1日の入院でも10日入院したとみなして10日分の給付金が出る保険もあります。

こちらも同様に診療明細書を確認することで受けた治療が入院がどうかの判断が可能です。

保険金を受け取るには?

まずは加入している保険会社もしくは保険代理店に連絡してください。

保険金を請求するにあたり必要な情報は主に以下の4点です。

  1. 氏名、住所、生年月日
  2. 証券番号(わからなくても問題ありません)
  3. 病院名
  4. 入院日、手術日

これらを伝えると、次に保険会社から保険金請求書類の一式が届きます。

請求書類には治療を受けた病院で記入してもらう診断書、保険金を振り込んで欲しい口座を記入する保険金請求書や保険会社へ返送する封筒などが入っています。

これらを記入し、保険会社に郵送すれば請求完了です。

ただし、診断書を病院で記入してもらう場合は別途費用が掛かので、受け取れる保険金より高くならないか病院に確認したうえで請求してください。

さいごに

今回は親知らずの抜歯手術と医療保険についてご紹介しました。

せっかく加入している医療保険で手術を受けたのに保険金を受け取れないのは残念ですが例外もあります。

自分が加入している保険の内容を確認し、必要なときにスムーズに利用できるようにしておくことが大切です。

もしも何となく加入している場合は、一度保険の内容を見直してみることをおすすめします。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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